作家紹介

「日常へのまなざし」展 

 ■会期2023年9月5日(火)-9月10日(日) 9:30-18:00(最終日は16時まで) 
 ■会場 鹿児島市立美術館(地下講堂) 

 ■参加作家 asamiru・上脇田直子・木浦奈津子・外薗千里 

asamiru

1987年鹿児島県生まれ、在住。
2011年武蔵野美術大学造形学部日本画学科卒業。 
生活の中で見慣れたものや風景に感じた視覚的なおもしろさを、水彩絵の具や色鉛筆を用いて絵に描いている。 

〈六ツ目〉 2016年

●主な展覧会歴
2022年  個展「ながめのなごり」TresGatos(鹿児島)
2022年  個展「近くの向こう」レトロフト千歳(鹿児島)
2021年  個展「み、ほとり、」Picaresque Gallery(東京)
2020年  個展「あめつちほしそら」Picaresque Gallery(東京)
2019年  個展「まどろむまでに」Picaresque Gallery(東京)
2017年  個展「風景」Picaresque Gallery(東京)

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上脇田直子   Kamiwakida   Naoko

1986年鹿児島県生まれ、在住。
2011年筑波大学大学院人間総合科学研究科芸術専攻洋画コース修了。
日常生活の中で、ふと移りゆく情景に目が留まることがある。
日常の曖昧な境界・移りゆく風景・残像・断片的な記憶などをもとに絵画で表現している。

〈Town〉 2022年

●主な展覧会歴 

2021年 第39回上野の森美術館大賞展 入選 

2016年 個展「残像をたどる」(White Gallery,鹿児島) 

2015年 個展「Midnight garden」(space2*3,東京) 

2015年 トーキョーワンダーウォール2015 入選 

2014年 ワンダーシード2014 入選 

2012年 第27回ホルベインスカラシップ奨学生 

2012年 リキテックスアートプライズ2012 入選 

2011年 個展「透過した風景」(GALLERY b.TOKYO,東京)

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木浦奈津子    Kiura  Natsuko

1985年鹿児島県生まれ、在住。
2010年尾道市立大学大学院美術研究科油画専攻修了。
日々通り過ぎてゆく景色を油絵で描いている。風景の第一印象を写真を撮るように切り取り描くことで生まれる表現に興味がある。

〈やま〉 2021年 
©︎リアライズ

●主な展覧会 

2023年 「遠距離現在 Universal / Remote」(熊本市現代美術館・国立新美術館巡回)予定 
2022年「VOCA展2022」上野の森美術館(東京) 

2022年 個展「表面をなぞる」ギャラリーEUREKA(福岡) 

2022年 個展「目の前をよぎる」Takashi Somemiya Gallery(東京) 

2021年「生きる私が表すことは。鹿児島ゆかりの現代作家展」長島美術館(鹿児島) 

2021年 個展「うみとこうえんと、」第45回春の新人賞受賞記念  / 鹿児島市立美術
館 

2019年  第45回鹿児島市春の新人賞受賞 

2014年  個展「ある日の景色」White Gallery(鹿児島)

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外薗 千里 Hokazono  Chisato

1986年鹿児島県生まれ、広島県在住。
2011年尾道市立大学大学院美術研究科油画専攻修了。
日常の中で目に留まるものからイメージを生む。勢いよく筆を走らせ、時にキャンバスの形を越えて制作中の臨場感を現す。 

〈アンテナQ〉2011年・2014年・2023年

●主な展覧会 

2023年 「備後魂展NEXT」Space 甦謳る(広島)
*2014~ 

2022年 「干支展 卯」Space 甦謳る(広島) 

2019年 「In Focus 10 -卒業生の現在-」MOU尾道市立  

大学美術館(広島) 

2014年 「ミツメ」MOU尾道市立大学美術館(広島) 

2012年 「海辺のまち 坂の上 いくつかの絵」光明寺會舘(広島) 

2011年 「BankART AIR Program 2011 OPEN STUDIO」BankART Studio NYK(横浜) 

「ART ART SHOP」光明寺會舘(広島)

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作家紹介

「象るふるまい」展
 ■会期 2023年9月5日(火)-9月10日(日)11:00-18:00(最終日は16時まで)
 ■会場 レトロフトMuseo
 ■ さめしまことえ(美術作家)・壽福ヤス子(刺繍家)・政治的な手芸部
 ■キュレーション 原田真紀(インディペンデント・キュレーター) 

さめしま ことえ Sameshima  Kotoe

1979年静岡県生まれ、鹿児島県在住。
2003年多摩美術大学美術学部情報デザイン学科卒業。
ジェンダーや原発など社会問題を背景とした作品を制作。参加型も多く手掛ける。鹿児島の小さな出版社「燦燦舎」を営む。


〈にぎぃ、こん!〉 2021年
©︎リアライズ

●主な展覧会
2022年「アートマEX展」霧島アートの森(鹿児島) 

2021年「生きる私が表すことは。鹿児島ゆかりの現代作家 

展」長島美術館(鹿児島) 
2008年「KOTOBUKIクリエイティブアクション2009」(横浜)ほか

 
■企画・コーディネート等 

2010年「寿合宿」(横浜) 

2009年 「別府現代芸術フェスティバル2009〈混浴温泉世界〉」国内展「わくわく混浴アパートメント」/企画・インスタレーション(大分) 

2007年「SA・KURA・JIMAプロジェクト2009」旧旅館山下家(鹿児島・桜島)/事務局長・インスタレーション 

■ワークショップ 

2022年 「鹿児島ごはんのテーブルを作ろう!」マルヤガーデンズ(鹿児島) 

2020年 げいじゅつたいけんワークショップ「みんなで箱にんげん!」かごしま文化情報センターKCIC(鹿児島) 

2019年 げいじゅつたいけんかんまちあ「叫びの西郷!」かんまちあ(鹿児島) ほか

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壽福ヤス子 Jufuku   Yasuko

1976年愛知県生まれ、鹿児島県在住。デザイン事務所勤務後、JICA青年海外協力隊としてシリア・エジプトに滞在。
シリアの美術学校でパレスチナ難民の少女達に洋裁や刺繍の技術を教える。エジプトでは砂漠のど真ん中にあるオアシスに住み、宗教上外で働けない女性に手芸技術を教え、商品開発・ショップ立ち上げをし、砂漠を訪れる外国人ツーリストに商品を販売。2020年、コロナで世界が麻痺し国境封鎖で緊迫の中、チャーター退避便でカメルーンより4児を連れて帰国、22年ぶりの日本生活が始まる。翌21年より、日常生活を送る中で湧きあがる感情や交差する記憶の表現を、刺繍によって試みる。 

〈3955日の孤独〉 2021年


●主な展覧会
2023年 第69回鹿児島県美展(公募の部)
2022年 第68回鹿児島県美展(公募の部)
2021年 第67回鹿児島県美展(公募の部)

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 政治的な手芸部

2020年活動を開始。「政治的な手芸部」は無害で力がなく、個人的な趣味と思われがちな手芸の手法を用いて、「政治的な」メッセージを含んだバナーを作るプロジェクトである。3/8の国際女性デーに行われるデモ行進・ウイメンズマーチに向けて、インターネット上での呼びかけを行い、2020年から毎年バナーを制作する。2020年は27名、2021年67名、2022年は103名、2023年は108名が参加。参加条件は、①手芸で政治的なことを語るという理念に共感できること②あらゆる差別に反対し、自身の特権性について点検しようとする姿勢を共有できること③自分をフェミニストだと考えていること④本人が手を挙げること。フェミニスト手芸グループ山姥(かんな・マルリナ)が主宰し、ちひろ、maccaを加えた、4名の実行委員会メンバーで運営。

●主な展覧会
 2023年 「政治的な手芸部2023バナー・「莫連会」木版画展示」エトセトラBOOKSHOP、IRREGULARRHYTHM ASYLUM(東京) 

「政治的な手芸部バナー展 2020/2021/2022」岡まさはる記念長崎平和資料館3階(長崎/OMP+As共催) 

2022年 「政治的な手芸部+she-sow~手芸で語る”政治的”なこと~」エル・パーク仙台(宮城/she-sow共催) 

「政治的な手芸部バナー展示 2022」エトセトラBOOKS、IRREGULAR RHYTHM ASYLUM(東京) 

キュレーション 

原田真紀 Harada  Maki

インディペンデント・キュレーター

1973年福岡生まれ、鹿児島在住。福岡県内数館で美術館学芸員を経験した後、フリーランスに。福岡・鹿児島など九州を拠点に、展覧会やアートイベントの企画制作をしている。生活のすぐそばにある出来事や感情を手探りしながら、さまざまな表現の場を往来している。

●主な展覧会企画
2022年 「ARE WE HAPPY? アーティストと探るしあわせのありか」zenzaiマージナルギャラリー(鹿児島)
2021年 「生きる私が表すことは。 鹿児島ゆかりの現代作家展」長島美術館別館(鹿児島)
2020年 「秋の種2020:しまうちみか展 自立について 世界は想像した以上に私を受けいれてくれるはずである」福岡アジア美術館(福岡)
2019年 「秋の種2019:花の歌が聴こえる時代に〈七搦綾乃展‐やまぬ潜熱を食んで〉」konya-gallery(福岡)

サイト https://9-plans.com/